
日本人街のタニヤには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
シアオ【sǐaw】เสียว(タイ語)
ゾクゾクする、ゾクッとする、性行為中の場合は“感じる”
(タニヤ嬢とホテルで一緒に映画鑑賞中)
【あなた】 おっ!すごいアクションシーンだな
【タニヤ嬢】 シアオ!!
【あなた】 え? ブルースウィリスの筋肉みてイッちゃったのか?そんなに、たまってるの?
【タニヤ嬢】ちーがーう! エッチなときじゃない も言うヨ!
<解説>
タイ語で性的に感じる、気持ちいいときには「シアオ」という単語を使う。
セックス中に、相手のタニヤ嬢が「シアオ」と言ったら「きもちいい!」ということだ。
ただし、シアオは一般的な場面でも使う普通の表現で、その場合は、ゾクゾクする、と手に汗握るようなシチュエーションで使う。
たとえば、ジェットコースターに乗ったときとか、鳥肌が立つようなときに使う表現でもあるのだ。
会話例のように、映画のアクションシーンをみて「シアオ」という場合もある。別に、俳優の筋肉フェチとか、ビルから飛び降りるシーンに性的に興奮する変態というわけではないので注意したい。
なぜ、手に汗握るというハラハラという表現が、エッチなときには「きもちいい」に変わるのか?
タイ語の「シアオ」は具体的にはどういう感覚なの?と、タイ人に聞いてみると、電流が体に走るような感じ、ということを教えてくれた。
要するに“ビクビクッ”としびれるということだととらえると、昼も夜も共通するニュアンスが理解しやすい。
タイ語は文末にマイをつけると疑問形になるので、ベッドの上で相手に「シアオ・マイ?」というと「きもちいい?」「ええか~?」というような意味になる。
海外での夜遊びではあるが、せっかくだから言葉でも興奮を誘ってみたいときに使ってみるとより楽しくなるかもしれない。
「きもちがいい」というのはタイ語では「サバイ」だが、これは心地が良い、というような場合に使う言葉で、例えばマッサージを受けているときや、暑いところからクーラーの効いた店の中に入ったときに使う。エッチな場面で「サバイ」というと、笑われる。
これはエッチなことをしながら「快適、快適」「癒される~」と言っているようなものだからだ。
タイ語と日本語のニュアンスの違いというのは、おもしろい。今年の休みはタイへ飛び、タニヤで夜の国際交流を楽しんでみてはいかがだろうか?


