日本人街のタニヤには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
ペイバー【ぺいばー】
カラオケ店やゴーゴーバーなどで女の子を外へ連れ出すこと。PB。
連れ出す料金のことをペイバー代という。
類義語「バーファイン(BF)」「オフ(OFF)」
<使いかた例>
あなた 「チーママ、この娘とこの娘を2人ペイバーね。」
チーママ 「3Pですかー? あなた元気だねー。私もペイバーして~」
あなた 「あいたたた。急に腰が痛みだした…チーママは今度ね。」
<解説>
PAY BARといって、店(バー)へ払う罰金という意味である。だからタイ語ではなく英語だ。
これは日本でいうとソープランドで払う料金が入浴料とサービス料に分かれているのと、同じシステムと考えるとわかりやすい。ソープの場合だと、入浴料は店に払い、サービス料はソープ嬢に払う。これはあくまでも本番行為は女の子とお客の間の自由恋愛で行われたものですという建前のためにやっているわけだ。
同じように、タイのカラオケやゴーゴーバーでは、飲みに来たお客が女の子を気にいって外へデートに連れ出すとき、女の子は店を早退して仕事を休むことになるので、店に早退の罰金を払わないといけない。この早退罰金をお客が代わりに払ってあげた、という建前が、お客が店へ払うペイバー代です。タニヤのカラオケの場合1000バーツ前後である。
そして、女の子とデートやホテルでのエッチを楽しんだあとに、女の子へ女の子用のペイバー代を払う。これは店の時点でショートかロング(→解説はこちらの記事参照)(連れだす時間の長さによって変わる)でいくら、と話がされているのでその金額を払う。これが日本のソープでいう、サービス料にあたるものだ。
つまりペイバー代とは、店へ払う分と女の子へ払う分の2種類あるということを覚えておきたい。
正式には「ペイバー」はゴーゴーバー用語だからカラオケで使うのは間違い、という話もあるのだが、実際はタイ人自身が「ペイバー」も「バーファイン」も「オフ」も人によってごっちゃにして使っているので、そこまで気にしなくても良い。タニヤでよく聞くのは「ペイバー」だ。