
タイ・バンコクの日本人街のタニヤ通りには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
コーンジン【ของจริง】kʰɔ̌ɔŋ ciŋ(タイ語)
タイ語で“本物”という意味。
<使いかた例>
(カラオケクラブ店内でタニヤ嬢と飲みながら)
あなた 「(モミモミ)最近、胸大きくなった? さては整形したな?」
タニヤ嬢 「セイケイってなにデスカ?」
あなた 「ヤンヒー病院!」
タニヤ嬢 「ちがうデス~。コーンジンだよ♥ あなたのオチンチンは、ヤンヒーに行った方がいいね!」
あなた 「ガーン。一つ上の男…ってか。」
タイ人女性は、スレンダーなのにびっくりするほどの巨乳の娘がいたりするが、シリコンなどを入れている作られた人口巨乳であることが多い。だから天然が好きな方は、大きすぎる子は疑ってかかったほうが良い。基本的にタイ人女性は体が細い人が多いので天然で胸の大きい女性は少ない。
だから、みんなせっせとシリコンやヒアルロン酸をバストに注入するのである。職業柄、胸を露出させるゴーゴーガールあたりの会話を聞いていると「私は200㏄入れた」「私は400。」などと言っていたりするから驚きだ。
おっぱいからブランドまで使える「本物」
おっぱいが天然の本物の場合は「コーンジン」ของจริง という。これは普通の「本物」という意味のタイ語なので、たとえば貴金属やブランド品などを示すときにも使える。
お気に入りのタニヤ嬢がグッチのバッグを持っていたら「コーンジン・マイ?」(本物?)と聞いてみたらどうだろう。
バンコクでおいしい日本食を出す店に行ったら「コーンジン!」(これは本場の味だ)とほめてあげたい。
タイで有名なヤンヒー病院とは?
タイでは美容整形が盛んである。街を歩いていても、たとえば鼻に大きな絆創膏を付けて歩く女性を時々見かけたりするが、これは鼻を高くする手術を受けたばかりの人である。
豊胸や、あごのエラを削る手術をするためにタニヤやゴーゴー街などの夜の繁華街でアルバイトをしているという若い嬢もけっこういる。
かつては整形をしたい人は整形大国である韓国へ行く人が多かったそうだが、近年ではタイの整形医療技術も格段に進歩してきたので、タイにはたくさんの美容外科が増えている。
その草分けが、会話例にでてきた「ヤンヒー病院」(Yanhee Hospital โรงพยาบาลยันฮี)というところだ。
とても大きな病院なので、係員の可愛い女性たちが、病院内をローラースケートで滑って移動していることで有名だ。タイ語で整形のことをศัลยกรรม サンラヤガム(sǎnláyákam)というが、日本人には発音しにくく覚えにくい単語なので、飲みの席などでは、おっぱいを指さして「ヤンヒー?」といえば意味が通じる。日本でいうと「湘南美容外科」とか「高須クリニック」みたいなニュアンスだ。
タニヤでは触診し放題!?
美しさで勝負している女性が多いタニヤなどの夜遊び繁華街の場合、整形や豊胸はよく話題になるので、女の子たちも、日本語で「これホンモノ~」「ニセモノだよ~」などと言っていたりする。ごく厚パットのブラジャーの娘もいる一方、「中学時代からDカップあったよ」という本物巨乳も時々いたりするので、一目ではわかりにくい。
タニヤのカラオケ店では、日本のキャバクラでは怒られる“触診”もできちゃうが、あくまでも楽しいノリでおさわりをし、終わったらお礼にチップをはずんであげよう。