
タイ・バンコクの日本人街のタニヤ通りには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
キットゥン【きっとぅん】คิดถึง
恋しい、会いたい、想っている、という意味のタイ語。
<使いかた例>
タニヤ娘 「久しぶりー○○さん。わたし、キットゥンだったよ~。」
あなた 「うれしいこと言うねえ。よーし今晩は、ペイバーしてご飯に連れて行ってやるよ!」
タニヤ娘 「ありがとー。寿司がいい~。あと、ショッピング行きたいー。」
あなた 「お前、本当は、俺の財布がキットゥンなんだろ(笑)。」
<解説>
タイ人がよく使うフレーズのひとつが คิดถึง 「キットゥン」である。
LINEなどでこのメッセージを送ってくる女の子がいると、ついついうれしくなってしまう。
これは、「恋しい」「会いたい」という意味である。
英語で送ってくる娘の場合は「Imiss you.」となるので、ついつい「この娘、すごい情熱的に迫ってくるな。」と感じてしまうかもしれないが、恋愛感情寄りの言葉ではなく、親やきょうだい、友達やペットに対しても、「気にかけているよ」という感じでつかう言葉なので、あまり大げさにとらえない方が良い。
ニュアンスとしては最近会っていない人に、「ご無沙汰だけど、最近どうですか?」とか「今度飲みに行こうよ。」とあなたのことをちょっと思い出したよ、と声をかけるくらいのトーンの言葉だ。
だからあまり重く考えず、こちらもどんどん使っていけば、相手もうれしくなる。
使いかたとしては、例えば「フォンちゃん」という名前の人に呼び掛けるときは、「キットゥン・フォン」というように、キットゥンの後に人の名前や場所など、恋しい対象をつける。
現在は、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染をおさえるための規制は、タイ国内ではおおむね解除されており、タニヤ通りも現地滞在の日本人向けに営業を再開するカラオケ店が増え始めている。しかし、日本からタイへ観光に行くことは制限されているので、日本にいる多くの人はタイで遊ぶことは、まだできない。
まさに、「キットゥン・タニヤ!」というのが、全日本の夜遊び愛好者の大きな声だろう。