
タイ・バンコクの日本人街のタニヤ通りには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
アスヂ อสุจิ 【あすぢ】(タイ語)
アスヂとは、精液・精子のこと。
<使いかた例>
(タニヤ嬢と日本からLINEでメッセージを送りあっていると…)
【タニヤ嬢】 あなた タイ こない 1ねん ですね。
【あなた】 たまったマイルが、もったいないよ。
【タニヤ嬢】 コロナで おかね いっぱい たまる?✨
【あなた】 アスヂなら、たまっているよ。
【タニヤ嬢】 それは いつもどおりね!
<解説>
อสุจิ(アスヂ)とは精液のことである。正式には「ナーム・アスヂ」というがタイ人自身が「アスヂ」とよく言っているので、それだけで十分通じる。
男性にとってはとても不本意なことだが、よくタイ語の解説本には、アスヂには「不純な」とか「汚れた」という意味もある、とされているので、「ナーム・アスヂ」だと“汚水”あつかいかよ!と思ってしまう。
ただし、本来の語源としては、汚いというよりは「澄んでいない」というニュアンスで、要するに、白く濁っている様子を表現しているのである。
“入れたのに『出した』というのは、なーんだ? 答は・・・・郵便ポスト”、という謎々があるが、もちろん夜の大人の場合の答は発射のことである。
日本語だと射精などというが、タイ語の場合はアスヂは使わないで、เสร็จ แล้ว「セッ・レーオ」という。「セッ」は“終わる”とか“完了する”という意味で、レーオは過去や完了した状態を表すから、「終わった」ということ。だから別にエロいシチュエーションでなくても使えるフレーズだ。
「アスヂ・モッ・レーオ」というと、出し尽くした、という意味になる。「モッ」が、“なくなる”で、「レーオ」が“すでに”という意味だから日本語で言うと“赤い玉が出た”みたいな状態のことだ。タニヤやパッポンなど夜の繁華街を訪れて、夜更けなのに客引きがあまりにもしつこかったら、「アスヂ・モッ・レーオ」といえば、「もう、(遊びすぎて)げっそりだよ」ということを伝えることができる。
だけど、くれぐれも「アスヂ・モッ・ゲーオ」と言い間違えてはいけない。(モッ・ゲーオは、一気飲みという意味。)変態さんかと思われる。
今年のバンコクでは、ソンクラーンのお祝いが行われるが、水かけは禁止されたままということになった。一部のタニヤの店は制限付きでオープンしているので、オキニに逢いにバンコクを訪れ、水かけの代わりに股間の水鉄砲をタイッ娘と、ひさしぶりに使ってみるのもよいかもしれない。