
日本人街のタニヤには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
ヌアット【nûat】นวด(タイ語)
タイ語で(普通の)マッサージのこと。エロマッサージの場合は「ヌアット・ピセー」
(昼に怪しげなマッサージ店で)
【マッサージ師】ドコ マッサ 欲シイ?
【あなた】 今晩はタイ彼女とお楽しみだから腰だな。ヌアット・エーウ
【マッサージ師】OKカー。(股間に手を伸ばして)ココは?
【あなた】う、うーむ…
(15分後)
【マッサージ師】スッキリシタナ♥ ウフフ
【あなた】…誘惑に負けた。俺のバカ~。
<解説>
タイを訪れる楽しみは夜遊びの他には、タイ古式マッサージがある。ゴルフやタニヤの女の子との夜のスポーツで痛めた腰のケアにとても強い味方だ。タニヤ近辺にはマッサージ店がたくさんあるので、カラオケクラブやゴーゴーバーが開くまでの昼の時間つぶしに楽しんでみたい。マッサージは長時間になるのでトイレは済ませておき、体を激しくねじる動作もあるので食事前か、食後2,3時間は経ってからにしよう。
30分だけのフットマッサージや顔や肩だけのマッサージや、全身マッサージだと1時間半や2時間が基本となり、自由に選べる。オイルマッサージやホットストーンなど凝ったマッサージもあるが、メニューボードに「Thai massage」とあるものがスタンダードのタイ古式マッサージである。おおむね2時間450~550バーツ位が近辺の標準料金だ。終わったあとのマッサージ師へのチップは通常100バーツ、不満足なら0~50バーツが相場である。あげないと日本の評判を下げるし、あげすぎると相場を崩してしまうのでご注意を。
痛い時や「もっと強く」は何という?
タイ語でマッサージのことをนวด「ヌアット」という。「ヌウアッ⤴」と発音すると通じる。
英語で「マッサ」と言っても十分通じるが、一応知っておくと便利だ。
カラオケのタニヤ嬢と違って、マッサージ師は基本的に日本語も英語もわからないことが普通だ。ジェスチャーでなんとかなるが、簡単なタイ語を知っておくと便利なのでご紹介したい。
まず、マッサージを受けているときに力加減などを伝える時に必要な言葉は、以下の二つだけ覚えておけばよい。
เจ็บ (ジェップ)痛い
แรงๆ หน่อย(レンレン・ノーイ)強くしてください
基本的にはこの二つで乗り切れる。力任せに強く筋を握ってこられた時は「ジェップ」(痛い)と言わないと、揉み返しであとで大変なことになるので、遠慮なく伝えよう。
マッサージ師が「ジェップ・マイ?」と聞いてきたら「痛くないですか?」という意味なので、痛くない場合は「マイ・ジェップ」と返事する。
高度なリクエストの方法
もうすこし知っておくと便利な言葉はこのようなものだ。
เบาๆ หน่อย(バオバオ・ノーイ)優しくしてください
หนาว(ナーウ)寒い
タイマッサージの店はエアコンの温度が最低の16℃設定にしてあるところも多く、とても寒い。体調を崩すので他にお客があまりいないようであれば、「ナーウ」(寒い)と言えば調整してくれたり、タオルをちゃんとかけてくれたりする。
暑い場合は ร้อน(ローン)である。また、基本的にはお任せでひととおり全身をマッサージしてくれるが、特に重点的に頼みたい場所がある時は次のように言う。
【腰痛がある】 ปวดเอว プワット・エーウ
【肩こり】เมื่อยไหล่ ヌアイ・ライ
【首回りが凝っている】เมื่อยคอ ヌアイ・コー
【脚がだるい】เมื่อยขา ヌアイ・カー
【睾丸マッサージ】นวดไข่ ヌアット・カイ
タイの睾丸マッサージは決して卑猥なものではなく、精力増強のための施術である。
本物は竿は触らない施術でヌキもない。一般的な店のコースにはない。
血行が良くなりツボが刺激されるので、夜のタチが良くなり発射量も増えるというので試してみたい。本物を施術できる人は少ないがめぐり合ったらラッキーだ。
ヌキありマッサージは何という?
さいごに、ヌキのあるエロマッサージの場合は、
นวดพิเศษ ヌアット・ピセー
という。ピセーとは「特別」という意味で、つまり、スペシャル・マッサージということ。
一般のマッサージ店で、こっそりスタッフが持ちかけてくるのは手でのサービスだけである。それ以上のサービスということになると、そうした裏の専門店に行くしかないが、そちらは完全にエッチオンリーの店であり、日本の性感マッサージのような感覚で行くとテクニックは全然ないのでがっかりする。
日本で溜まった疲労の回復か、アンチエイジングの美容のためか、タニヤの夜遊びの精力作りか…マッサージ目的はいろいろあると思うがタイ伝統の健康法で英気を養って頂きたい。