
タイ・バンコクの日本人街のタニヤ通りには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
555【ハハハ】(タイ語のネットスラング)
555とはハハハ、笑い声を意味するタイのネットスラング。タイ語で5のことを「ハー」と発音することから広まった表現。
<使いかた例>
(タニヤ嬢へ日本からLINEでメッセージを送りあっていると…)
タニヤ嬢 「はやく あなたに あいたいです(涙)」
あなた 「俺も早くタイへ行きたいよ。さびしくて泣きすぎて10㎏やせたよ」
タニヤ嬢 「55555 ! たいに いくのとき わたしと なに したい?」
あなた 「69!!!!」
タニヤ嬢 「すけべ!へんたーい!!! 」
<解説>
タニヤの飲み屋でカラオケ嬢と知り合うと、LINEの連絡先を交換してやり取りが始まることがある。
日本へ帰ってからも「今度はいつタイに来るの?」などとメッセージを送りあったり、恋人気分で「おやすみ」などとスタンプを送りあっていると、次にバンコクを訪問するのが楽しみになってきてしまう。
これもタニヤ嬢と仲良くなることのだいご味である。
このような感じでタイ人女性とLINEやFaceboookなどで会話を交わしたことがある人なら、お相手の女の子が、話の流れの中で「55555」と5をたくさん書いて送ってくることをみたことがあるのではないか。
初めてこれを見た時には、“酔っぱらっていて打ち間違えたのかな?”と思ったのであるが、これにはちゃんとした意味があって、笑い声を表現しているのである。
5はタイ語でห้า(hâa)というので、555‥はハハハ…と、笑っている様子を意味しているのだ。日本のネットスラングだと「WWW」が笑い声、「888888」は(パチパチパチパチパチパチ)ということで拍手を意味するが、そのような感じだろう。
ちなみに、会話例で出てきた、もうひとつの世界的な夜のスラング「69」(シックスナイン)。タイ語では、ท่าหกเก้า(ター ホック ガオ)という。ท่าターは「姿勢」、หก(ホック)は「6」、เก้า(ガオ)は「9」。つまり直訳すると“69の姿勢”。そのまんまである。
タニヤ嬢とLINEでやりとりする言葉について
「タニヤのカラオケクラブがコロナの規制で休業中なら、まだタイへ行くのは様子を見よう…」という方も多いと思われる。そんな方々は、かつて連絡先を交換したタニヤ嬢と、LINEやメールなどで4000㎞離れたコミュニケーションを夜な夜なとりながら、解禁日を待っているのかもしれない。
今後初めてタイに夜遊びに行こうと考えている方は、「タイ人女性とLINE?楽しそう。 でも自分はタイ語はわからないしな…」と思う人もいるかもしれない。しかし、タニヤ嬢たちは人によっては日本語も自由につかいこなせる娘もいるので安心してほしい。よくある、日本人とLINEなどでやりとりをするタニヤ嬢の言葉のレベルは次のとおりである。
田舎から出てきたばかりのド新人娘などは、酒の席でトークする分には日本語は少しわかるが、書いたり読んだりするのはまったくダメ、というケースがある。でもそれでも大丈夫。彼女が送って来たタイ語をコピペして、Google翻訳などを使えば、大体の意味はわかる。タイ語と日本語を併記したスタンプもあるから、コミュニケーションをとるのに便利な時代である。
日本語が読めない・書けない娘でも、英語はできる娘は多い。英語だとこちらもすぐわかるので、意思疎通はしやすい。
英語を使うメリットは、タニヤ嬢もあなたの方もお互いに母国語ではないので、どちらも簡単な英単語を使うこと。本物のアメリカ人と話しているわけはないので、わかりやすいのだ。そのかわり、「I restaurant go. 」みたいな文法的にはめちゃくちゃな英文を書いてくる娘もいるが‥‥。
「Anata Genki?」みたいに、日本語をローマ字で書いてくる娘がいる。こういう娘は日本語は中級者で、文字は書けないけど耳で覚えた日本語はけっこういい線いっている、というパターンだ。多分このレベルの娘だと、実際にタニヤで顔を合わせて話している時は、スラスラ日本語で会話できているはずである。
ひらがなだけは、なんとなく覚えた、という娘もいる。このレベルの娘は問題なくコミュニケーションをとれる。また、ネットの翻訳機能など使って漢字交じりの日本語の文章をうつこともあるので、かなり込み入ったコミュニケーションをとることも可能なはずだ。
漢字もちゃんと混ぜて見事な日本語のメッセージを送ってくる娘も、たまにいる。タニヤはおもしろいところで、単なる水商売嬢だけではなく、漫画やJ―POPで日本に興味を持って日本語を勉強している娘や、大学で日本語を専攻していたという本格派までいたりするのである。
しかも教科書で習ったようなお堅い日本語だけではなく、「りょーかい♥」とか「浮気したらだめだよwww」みたいな見事なフレーズを送ってくる娘も。
こういう娘だと、ほとんど日本人の女の子とLINEのやり取りをしているのではと錯覚するほどだ。日本語学科に通う女子大生タニヤ嬢だと、こういう娘がいたりする。
タニヤが復活するまであと少し。タニヤ嬢たちとラブラブなコミュニケーションをとるのが楽しみである。