
世界中に広がりつつある新型コロナウィルスの問題だが、タイへの入国や観光にはどのような影響があるのだろうか。2020年3月15日に日本からタイへ入国した人にインタビューを行った。実際の入国の様子についてご紹介する。
インタビュー対象者: A氏 30代後半
タイへの入国日: 2020年3月15日昼
入国人数:1名
出発地: 関西国際空港
到着地: バンコク・ドンムアン空港
使用航空会社: ノックスクート
当サイト編集員 「日本を出るときと機内の様子をおきかせください。」
A氏 「関空はいつもより人が少なかったです。タイでの滞在先の住所をタイ当局に言わないといけないといわれて、ホテルの住所を調べました。
乗る時はとくに問題なく搭乗できました。飛行機のなかは、半分くらいの埋まり具合でしたね。チケットは安かったです。早朝便だったからなのか、コロナのせいかは両方だと思いますけど。」
当サイト編集員 「他にいつもと違うところはありましたか」
A氏 「飛行機の中でいつも必要な入国カードの他にA4の紙が1枚配られました。コロナについての書類です。」
当サイト編集員 「コロナの書類とは、どのようなものですか」
A氏 「熱はありますか、とか風邪をひいていますか、という質問形式のものです。「はい」か「いいえ」でチェックします。」
当サイト編集員 「ドンムアン空港についてからはどうでしたか?」
A氏 「入国審査ゲートのところにカメラがあって、そのまえを歩きました。サーモグラフィーのカメラで熱があるかそれでわかるやつらしいです。」
当サイト編集員 「それ以外の、調査はありましたか?」
A氏 「特にないです。荷物も特にみられてません。パスポート出してハンコを押されただけでした。日本で、タイで聞かれると言われてた滞在先住所も別に問題にならなかったです。」
当サイト編集員 「入国を拒否されている人は、いましたか」
A氏 「私の見た限りではいなかったと思います。でもきいた話だと、ベトナムは外国人の入国拒否があるみたいです。中国が隣だからでしょうかね。」
当サイト編集員「空港から都心まではどうでしたか?検問とかあるのですか?」
A氏 「検問はないです。空港バスに乗ってBTSモーチット駅まで出ましたけど、普通にバスに乗れました。そのあとも、マスクしている人は日本みたいに多いのでびっくりしましたけど、特に厳しいことはなくて、意外でした。」
当サイト編集員「バンコクではどこに行きましたか?その様子を教えてください。」
A氏「まず、チャトチャックの市場に行きました。普通に営業していました。MRTに乗りましたけど、ここも特に問題なかったです。夜はタニヤ通りとパッポン通りを歩いてみたけど、タニヤのカラオケもパッポンのゴーゴーバーやナイトマーケットはやっていましたね。
大阪はミナミの飲み屋はガラガラだったので、パッポンやタニヤは人が多くてびっくりしました。明日は、王宮やワットポーに行ってみるつもりです。」
以上が、実際に日本からタイへ観光旅行に来た人の体験談である。
今後も最新情報の確認は必要だろうが、この人の話の限りでは、タイ入国には支障がないようである。参考にしていただきたい。