
コロナ対策で娯楽施設や商業施設が閉鎖されているタイのバンコクだが、23日のタニヤとパッポン通りの様子をお伝えする。
バンコク都知事による、飲食店やデパートなども含む商業施設のへ休業指示が出てから最初の平日を迎えたタニヤ通りだが、昨日までと同様、飲食店がテイクアウトとデリバリーに限定して店舗を開けている。
タニヤ通りにある中華料理の「桃太郎飯店」の料理をオーダーできるか検証してみた。
店の前には「テイクアウトとデリバリーのみ営業しています」との貼り紙が。
店のドアは閉められており、中を見ると従業員が椅子に座ってくつろいだ様子で待機していた。ドアを開けて中へ入ると「ダメです」と止められてしまった。「テイクアウトです」と言うと、メニューを持ってきてくれて選ぶように言われて注文。
外に出してあるテーブルで待つように言われた。
しばらくして料理を受け取った。テイクアウト用料理といっても特別な弁当になっているわけではなく、通常の料理をごはんとおかずに分けてプラスチックの使い捨て容器に入れただけのもの。スープはビニール袋に入れるなどタイの屋台でよく見かける方式である。
そのほか、持ち帰りしかできないが、タニヤ通り近くの路上には食べ物の屋台も少し出ていたので、日本食でもタイ料理でも、全く食事を買うことができないというわけではなかった。
こちらはタニヤ通りの裏にあるチャーンイサラタワー内の日本料理店「江戸家」。テイクアウトのメニューを通常の10%割引で販売していた。
パッポン通りの方は、タイ料理店のTIP TOPのみが夜にテイクアウトをやっている。
それ以外は土産物屋とフードランド(スーパー)、セブンイレブンしか開いていない。
以上、23日のタニヤ・パッポン通りの様子をお伝えした。