
2020年7月1日新型コロナウィルスによる休業規制が全業種で終了した。
さいごまで休業が続いていたゴーゴーバーやカラオケなどのナイトスポットの店も営業を再開した。再開から最初の週末を迎えた後のタニヤ・パッポンの様子について最新情報をお伝えする。
タニヤ通りの休業規制解除から本日までの状況
7月1日、休業規制解除後初日のタニヤ通りでは、まずは10店ほどのカラオケ店が約3か月ぶりの営業再開を行った。
その後、翌日以降に様子を見ていた店がオープンしたり、初日は開けてみたがその後、また休業に戻った店などがあった。
その後、7月4日(土)~7月6日(月)は仏教の祭日に伴う禁酒日であるため、営業は一時的に休業となっている。
7月の第一週の週末に営業をしていたカラオケ店一覧
7月1日(水)の規制解除初日には様子を見ていた店も、日を追うごとに復活オープンし始めている。やはり「アゲハ」や「クラブ愛」などホステスを多く抱えている大型店は、準備に時間をかけているようである。小型~中型店が多く店を開けている状況だ。
週末にオープンしていた店は以下のとおりである。
「フェニックス」「トレンディーワン」「アテッサ」「ニューオーキッド」「アクア」「V-Bar」「神楽」「天使」「ゆめ」「ワンウェイ」「ミラノ」「ひめ」「Relax Bar」「mariko」「season」「マーメイド」「マリリン・モンロー」「クラブM」「笑美」
「クラブCOZMO」などは、初日に一度オープンしたが、その後休業している。
週末のタニヤ通りの様子
当局の指示により、当面はタニヤ通りに女の子たちが並んで座ることは禁止されており、店内での待機が原則となるので、タニヤ通りにはチーママや黒服、ガイドなどのスタッフだけが出ていて、お客に声をかけていた。
週末の21時台はワイシャツにスーツ姿の駐在員のグループが4,5組ほど見かけられた。「ここも開いていますよ。」「○○〇は、まだ閉まっている。」などと話しながらタニヤ通りを行き来し、開いているカラオケ店のあるビルに入っていった。
他には、タイにバックパックで旅行に来たが日本に戻れなくなった長期滞在者か、学生なのだろうか、Tシャツに短パン姿の若者もいて、開いている店を覗いてまわっていた。
どういうわけか、タニヤ通りに面している電光の看板が消えているのに、実際は営業をしていたり、逆に看板の明かりがついているのに店は閉まっている、というケースがあるので、本当にその店が開いているかどうかは、ビルの中に入らないとわからない。
タイ当局によってカラオケ店の営業再開が許可されてはいるが、先日の記事
タニヤ・パッポンのコロナ規制明け7月1日最新情報・営業再開店一覧 でふれたように、制限がいくつか存在している。
・ソーシャルディスタンスをとること
・マスク着用・体温測定と消毒が必須
・営業時間は17時~0時
などだが、タニヤ通りの路上で嬢が並ぶことも禁止されているので、タニヤ通りには客引きのガイドしかおらず、店が開いているのかどうかが、わかりにくい理由にもなっている。
今後のタニヤについて
以上が現在の最新状況である。
規制が本当にどのくらいまで解除になったのか、探り探りでいる店が多い印象であり、徐々に店を開けるカラオケ店が増えてきている。
また、「タニヤ通りの路上にホステスの女の子が並ぶのは禁止」という規則だが、少しずつ、店の前に小さい椅子を置いて、座っているホステスともチーママともわからない女性がいて、店によっては当局より規制指示を受けたりという状況である。
この辺も、当局の規制の様子をみながら少しずつアピールをはじめていくということなのだろう。
パッポン通りの様子について
ゴーゴーバー街として有名なパッポン通りでも休業規制が解除となっているが、最初の週末を迎えても観光客の入国制限があるため、「パッポンナイトマーケット」はまだ休業中だ。
ゴーゴーバーも営業を再開している店は初日と変わらず3,4軒ほどだった。
7月3日に営業をしたパッポンのゴーゴーバーの一覧
営業再開が確認できたゴーゴーバーなどの店は以下の通り
「Black Pagoda」「TRIPLE XXX LOUNGE」「BADA BING!」
「パッポンカフェ」「Muvzzik Cafe」(バー)「トワイロー」(ディスコ)、その他パッポン2のバービアなど
「ピンクパンサー」や「BarBar」(SMクラブ)などはまだ、営業準備中である。
タニヤに比べてパッポン通りの方は、メインのナイトマーケットがなくて通りの中央が何もないこともあり閑散とした雰囲気である。
ディスコの「トワイロー」は、名物の生バンド演奏が行われていたが、席は2人しかお客がいないという“貸し切り状態”で、まだまだ復活には時間がかかりそうな見通しである。