バンコクの日本人街・タニヤ通りのランドマークである「タニヤプラザ」が、2020年4月から大規模改装工事に入るので、状況をお伝えしたい。
タニヤプラザは、1990年に建設された29階建てのビルで、上層階は日系企業などもあるオフィス棟、そして1Fから3Fまでは日本料理店や、喫茶店、書店、床屋、ゴルフ用品店がたくさん入っていて、日本人観光客でいつもにぎわっている。
特にゴルフ用品店は、バンコクで最大級の50店以上あり、タイへゴルフに来た人たちの買い物スポットとして有名である。
大規模改修工事に備えて、多くのゴルフ用品店などが撤収を開始しており、タニヤプラザ内のフロアは数店を残してがら空きになっている。
撤収した店は、タニヤ通り近辺の他のビルへの移転を始めている。
タニヤ通りにあるコンテナボックスや、隣接するチャーンイサラタワー(クラブ愛の裏のビル)の1Fフロアなどに、ゴルフ用品店が移転している。
ただし、全館を閉鎖するわけではなく、一部分でテナントの営業を続けながら、少しずつフロアを改装していくようである。新しいタニヤプラザは、タニヤ通り側は全面ガラスで覆われ、通りの様子がみえるようになり、BTSサラデーン駅からの空中通路も拡大される計画である。新しい時代のタニヤにふさわしい、益々便利でおしゃれな作りになるようなので期待したい。
タニヤプラザの大規模改修工事は、2021年の前半での完成を目指すとのことである。
改装工事の詳細 → タニヤプラザ改装工事期間と新しいフロア計画図・建物が合体し歩道も