
3月21日、バンコク知事の発表があり、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)への感染者の拡大を防ぐための措置として、2020年3月22日から4月12日まで、食料品スーパーマーケットや薬局など日常生活に欠かせないものを販売する店舗を除いた店舗や施設を休業することが命じられた。
「感染拡大を防ぐための厳しい措置」とのことである。

休業となる主な施設は以下の通り。
夜遊び系の店舗(カラオケ、スナック、バー、ゴーゴーバー、バービア、マッサージパーラー、風俗マッサージなど)タイ式マッサージ店、レストラン、居酒屋(ホテル内のレストランが宿泊客に提供する場合は例外。持ち帰りの場合は営業可。)、デパートやショッピングモール、小さいクリニック、スポーツジム、スパ、美容室、タトゥ―ショップ、遊園地、プール、ゲームセンター、競馬場、競技場、会議場、展示場など。
これにより、タニヤ通りの全カラオケ店やタイ式マッサージ店に加え、居酒屋や日本料理店、美容室やショッピング施設、路上の軽食屋台などが4月12日まで営業停止となる。

21日のタニヤ通りは、これまで営業が認められてきた居酒屋やレストランが最後の営業を行っている。通りは看板照明が消灯されて暗いが、人は歩いている。
パッポン通りは、ナイトマーケットはまだ営業を続けており、最終日になるということもあって欧米系の観光客の姿をよく目にした。

明日以降の様子も現地から引き続きお伝えしていきたい。