
タニヤのあるシーロムエリアに2021年にオープンした「シーロムエッジ」。飲食店やスカイバー、洋服や雑貨の店、ゲームセンター、クリニックまである24時間営業の複合施設だが、4Fにカラオケ店がオープンした。
カラオケといってもタニヤ通りにあるタイ式キャバクラの「カラオケクラブ」ではない。いわゆる日本の普通のカラオケボックスである。その料金と内容についてお伝えしたい。
「まねきねこ」とは
シーロムエッジに12月にオープンしたのは日本のカラオケボックスグループである「まねきねこ」である。バンコクには既にMBKセンターなどにある。
もちろん、タイで展開しているのでメインの客層はタイ人の若者であり、タイの曲があるのだが、日本のカラオケグループらしく日本の歌が多いのである。
まねきねこ・シーロム店料金
【日曜日から木曜日】
11:00~17:00 1時間100バーツ
17:01~翌5:00 1時間100バーツ
【金曜日】
11:00~17:00 1時間100バーツ
17:01~翌5:00 1時間300バーツ
【土曜日】
11:00~17:00 1時間100バーツ
17:01~翌5:00 1時間180バーツ
また、室内にビリヤード台もあり大型画面が映し出されるVIPルームの場合は
11:00~17:00 3時間2000バーツ
17:01~翌5:00 3時間5000バーツ
※以上、オープン記念特価なので変更の可能性あり。
※学生の場合は学割がある。
とても安い。しかも上記には税金7%が含まれている。
タイ人も日本語曲が歌える工夫
シーロムエッジ店にはスタンダードの部屋は25部屋もあり、これ以外にVIPルームが3室ある。
カラオケのリモコンはなく、部屋の片隅にある固定されたタッチパネルで操作しないといけないのが日本のカラオケボックスとは勝手がちがう。
カラオケは日本の歌は比較的新しい曲やアニメソングなど若者に人気の歌が多い。タイ人にきくとタイ語の曲はあまり多くないそうである。
特徴的なのは、日本曲の場合、曲を選ぶ際に画面に「JP」「Thai」と表示される。一つの曲に日本語バージョンとタイ語バージョンの二つあるのだ。タイ語バージョンを選ぶと、歌詞がタイ語になる。ただし、歌詞がタイ語翻訳されているわけではなくタイ語で日本語の発音が書いてあるのである。
日本語でいうと「♩世界に一つだけの花」が「SEKAI NI HITOTSU DAKE NO HANA」と画面に出るようなものだ。
だから、タイ人も画面を見ながら日本語で日本の歌を歌えるように工夫されているのである。これは便利だ。
タイ人の日本曲練習や終電逃したときに
全曲に日本の歌詞のタイ語表記があるので、日本の歌を練習したいタニヤの女の子を連れてきてもよいかもしれない。
朝の5時まで営業しているので、タニヤの飲み屋や居酒屋が閉店したあとの深夜に訪れることができるし、タイ滞在の最終日、早朝発の飛行機に乗るための時間つぶしにも使える。フードメニューもあり、なんとソフトドリンクについてはドリンクバーがあって無料飲み放題なので長時間過ごせる。
タイの人と一緒に楽しめるのでおすすめの新スポットである。
まねきねこシーロムエッジ店
営業時間:11時~翌5時
公式サイト:https://manekineko-thailand.com/en/