
タニヤ通りやその周辺には薬局が多くある。そうしたなかで、「ツルハドラッグ」は日本製の商品がたくさんあって旅行や出張の際にとても便利である。風邪薬やビタミン剤はもちろん、化粧品やお菓子からコンドームまでそろっている。
どのようなものが手に入るのか、主な品ぞろえについてご紹介する。
ツルハドラッグとは
「ツルハドラッグ」は日本の北海道・東北に数多く展開するドラッグストアーチェーン店である。タイにも進出していてバンコクやパタヤ、チェンマイなどにあってなんと21店舗もある。
タニヤ通りから近い「ツルハドラッグ」サラデーン店は、タニヤ通りをシーロム通りに出て左折。40mほどいくとある。正面にBTSサラデーン駅への階段がある場所である。
タイの「ツルハドラッグ」主な品揃え
薬系統
「ツルハドラッグ」は日本と同じく、純粋な薬局ではなくドラッグストア形式なので、一見スーパーのようにいろいろなものがあるが、もちろん薬もある。
風邪薬、熱さまし、胃腸薬、鎮痛剤、乗り物酔いの薬、炎症を抑える塗り薬、虫刺されの薬口内炎の薬など、慣れない熱帯のタイに来て体調不良になったときに必要になりそうなものはたいていそろっている。
サプリメント類
ビタミンCやビタミンBなどやコラーゲンまで種類は豊富であり、一つの棚を埋め尽くすほど錠剤、粉末がある。
運動をしている人なら、プロテインもある。小さいスティックパックのものから1kg入りのボトルまでサイズは色々ある。
洗面用具
シャンプーやリンス、石鹸、ボディーソープは、花王の製品が多く目につく。資生堂の椿シャンプーまである。花王のハンドソープ“キレキレイ”は詰め替え用も。
タイの水道水は硬水であるため、軟水用の日本製のシャンプーやボディーソープを使うと、泡立ちが違ったり、髪がゴワゴワになり肌がかゆくなるということがあるという。そうしたときは、硬水用のシャンプーを使うと肌のトラブルが解決する。日本でもおなじみのLUX(イギリスのメーカー)のシャンプーなら、硬水のヨーロッパで使われているものなので大丈夫だ。
歯磨き用具は、歯ブラシ、歯磨き粉、日本製の歯間ブラシや舌ブラシ、歯を白くする研磨剤もある。うがいのリステリンは、日本では販売されていない、フッ素入りの紫色のものもある。
整髪料・化粧品など
化粧品は、口紅やフェイスパウダー、美肌洗顔水やパックなどそろっている。日本製のものも多いので女性は肌に合うものが選べて安心だろう。
髭剃りのカミソリやシェービングクリームも当然ある。
ヘアワックスやムースも日本製は多い。マンダムのギャッツビーもある。髪を染めるヘアカラー剤やブリーチ剤、白髪染めも置いている。
ウェットティッシュや日焼け止め、制汗スプレーなどは、熱帯のバンコクで重宝する。
清掃用具
食器用洗剤やスポンジ、トイレ・浴槽用洗剤や、洗濯用粉洗剤、漂白剤などの清掃・洗濯用の洗剤も日本のメーカー製のものが沢山そろっている。
部屋の湿気をとる床置き除湿剤やクローゼットに入れる脱臭剤・虫よけといった日本的なものもある。
虫よけ
南国のタイでは、害虫対策も重要だ。
人体に塗布できる蚊よけスプレー、ホテルの室内に蚊が紛れ込んでしまったときのスプレーやベープマットもある。薬剤マットと本体の両方が販売されていて本体はちゃんとタイの電圧に対応するものだ。
ゴキブリや蟻用の殺虫剤は、スプレータイプと置きエサタイプのどちらもある。ゴキブリホイホイまであって驚く。
その他
コンタクトレンズの洗浄液はレニューやオプティフリーなど日本でも見慣れたものがある。
コンドームは、欧米製品だけでなく日本のオカモト製の薄いものなど色々な種類がある。ローションまであるので、夜のお楽しみも安心だ。
あとは、のど飴や日本のお菓子、むぎ茶の素、インスタントラーメンまである。日本語で悪化れたパッケージのならぶお菓子の棚をみていると日本のスーパーに入ったかのような錯覚を起こすほどだ。
以上がタイ・バンコクのタニヤ通りの近くにある「ツルハドラッグ」スラウオン店んぽ品揃えである。スタッフは時間帯によっては日本人店員もいるので、こういう薬を探している、という相談も日本語でできて心強い。