
2023年1月23日、バンコク・シーロムのタニヤ通りに「ドンドンドンキ」がオープンした。
タイでのドンキモールは、トンロー店やMBKセンター店など合わせて、現在5店あり、シーロム・タニヤ通りにできたタニヤプラザ店は6店目となる。
DON DON DONKI Thaniya Plazaは、タニヤプラザの1階と2階部分にある。
シーロム通り側にメイン入り口があり、BTSサラデーン駅とも2階部分で直通するという便利な形である。
タニヤプラザ店の主な品揃えについてご紹介する。
1Fフロア:日本製の出張アメニティグッズや土産など
まず、1階メインエントランスから入る。
1階の品ぞろえとしては、入って左手側に洗面用具や化粧品などのコーナーがある。
日本製の歯ブラシやシャンプー、石鹸、マスク、カミソリや綿棒などがあり日本から観光や出張でタイを訪れた人が、持ってくるのを忘れた使い慣れた物が入手できるようになっている。
さらに奥に進むと、靴下やワイシャツ、ビジネス用カバンといった出張族にはうれしいものが並んでいる。日本同様それほど高価なものがあるわけではないが、タイでは見かけない形状記憶ワイシャツとか防臭靴下があるのは便利だ。
日本製のお菓子も充実している。「ぽたぽた焼き」せんべいとか、「キットカット」とか
高速道路のパーキングエリアなどにあるような大き目の箱に入ったものもあるので、ばらまき用の日本お土産として使える。日本から重たいお土産を運んでこなくても現地で手に入ってしまうわけだ。たとえば「抹茶チョコ大福」30個入りの平べったい箱が329バーツだったりする。
1Fはそのほかは、お酒のエリアがある。日本の酒が手に入り、たとえば「アサヒスーパードライ」500ml缶が69バーツ、「ワンカップ大関」109バーツ、「さらりとした梅酒」小瓶が265バーツなどから、ウィスキー「白州」5000バーツまで、手に入る
ソフトドリンクでも日本製の緑茶や「黒烏龍茶」のペットボトルがあるので、タイのドリンクはちょっと、という人も安心だ。
2Fフロア:店舗内にラーメン屋と寿司屋がある
店内のエスカレーターを使って2階へ。
2階は、惣菜弁当や、寿司や刺身の詰め合わせなどの食品売り場である。もちろん日本の料理である。カップラーメンや、調味料、生めんや冷凍食品もあるのでタイ在住者が日本食を自宅で調理する材料もそろう。
するめなどの酒のおつまみ食品もある。
2階の特徴は、食品売り場だけではなく実際に飲食店もあることだ。
ラーメン店の「ラーメン伍」、寿司店の「鮮選寿司」の二店で、ドンキがプロデュースする店なので、別のテナントではなくドンキの店舗内店舗というユニークな形態になっている。
タニヤプラザ店特有のコスプレグッズが充実
以上が、目立つ部分の品揃えである。
この他は、卓上扇風機などのちょっとした電化製品や電池などもある。
タニヤプラザ店特有のものとして、コスプレ系グッズがとても充実している。
1Fの入り口付近に、垂れ幕で隠されているコーナーがあって、そこはちょっとした“18禁コーナー”になっており、過激なコスチュームがある。
たとえばへその部分がない超ミニセーラー服の「もっと!はずかCセーラー」、完全透け透けの「シークレットベビードール」おしりの部分が丸出しになっているレースの「ひっぷほっぺ」パンティなど、かなり攻めている。これらが900~1000バーツ台の価格で販売されている。
これはトンロー店などタイにある他のドンキモール店にはない品ぞろえなので、タニヤ通り・パッポン通りという二大夜の繁華街に出店したタニヤプラザ店だけのエリア特性を考えた品揃えである。カラオケクラブやゴーゴーバーの女の子と会う時に持ち込みすることを想定しているのだろう。こうしたコスチュームをタイで楽しみたいという方は、わざわざ日本から持ってくる必要がないのでなにかと便利である。
ドンキモール・タニヤプラザ店は、店舗内の飲食店の部分以外は24時間営業である。
2022年に新設されたルンピニ公園の交差点前のショッピング・飲食店モール「シーロムエッジ」に続き24時間営業ということで、タニヤエリアは、ようやく夜の繁華街にふさわしく深夜の時間帯が便利になってきた。コロナ前以来で久しぶりにタニヤを訪れた際は、便利さを実感でいることだろう。
DON DON DONKI Thaniya Plaza
場所:タニヤプラザ1F/2F
営業時間:24時間
駐車場完備