
南国タイに来て移動をしていると慣れない暑さでのどが渇いたり、辛いタイ料理や居酒屋料理に飽きて、さっぱりしたものを食べたい、と感じることがある。
タニヤ通りにある本格的なそば店「すなみ」をご紹介する。リニューアルされた「タニヤプラザ」にはコロナ以前とは異なる色々な飲食店が入っている。「すなみ」はタニヤプラザの4Fに2022年の年末にオープンした。
このように大きなのれんがある入口で、ガラス越しに調理をしている厨房もみることができる。
昼時ということもあるが、フロアのテーブル席は全て埋まっているという盛況ぶりだ。
カウンター席に座り、オーダーをする。
おもなメニューは、
冷たい蕎麦はもりそば260バーツ、冷やし月見とろろそば350バーツ、豚しゃぶごまダレそば320バーツ、温かい蕎麦は、かも南蛮そば350バーツ、きつねそば300バーツ、かき揚げ蕎麦320バーツなど。
うどんは、ざる190バーツ、ぶっかけ温玉牛肉うどん330バーツ、温かいうどんはエビ天ぷらうどん320バーツ、釜揚げうどん190バーツなどである。
このほか、ご飯ものはランチでヒレかつセット320バーツ、ロースかつ丼300バーツなどのほか、海鮮系は握り寿司定食300バーツ、刺身も各種ある。
頼んだ天ざるそば(350バーツ)が来た。
そばは、細めの二八そばで、さっぱりして涼しいのどごしのものであった。量は少なめなのでセットにするなどして他になにか頼んだ方がよいかもしれない。
天ぷらはエビが3尾もあり、スナップえんどうやナスもあるというボリュームである。サクサクしており、これだけの量を食べても、タイの和食店の揚げ物でよくあるような油っこくてもたれるようなことはなかった。
食べていると、店主だろうか、カウンターの向こうのガラスに囲まれたスペースでそばを打ち始めた。ここの店主のすなみさんは、料亭の料理人出身ということで、だから、そばやうどんだけでなく和食全般を提供しているのだそうだ。
店内はタイ人客が多く、日本酒をあおりながら、そばをすするという通の食べ方をしている人までいて、タイにもそば文化が知られているということに驚いた。タニヤで知り合ったタイ人と一緒に来ても喜ばれるのではないだろうか。手打ち蕎麦うどん すなみ
営業時間:毎日11:00-15:00、17:00-21:00
場所:タニヤプラザ4F