
バンコクといえばルーフトップバーが名物である。高層ビルの屋上がスカイバーになっているところがいくつかあって、日本の建築基準では考えられないような見晴らしのなかで夜景を観ながらお酒や食事が楽しめる。
しかし、そういったルーフトップバーはとても人気があり、せっかく出かけても見晴らしのよい席はいっぱいだったりするので、夏休みシーズンは特に確実に席をおさえたいなら予約が必要で、気軽にぷらっと行けるようなスポットではないかもしれない。
タニヤ嬢をペイバーした後に気軽にルーフトップバー気分を楽しめるスポットをご紹介する。
世界2位のスタバとは
スターバックスのアイコンサイアム店である。
タイにはスターバックスがたくさんあり、タニヤエリアだけでもタニヤプラザ、タニヤからシーロム通りを挟んだ向かい、パッポン通りの向かいなどにある。
しかし、アイコンサイアム店は簡単なアルコール類も提供されているのである。
アイコンサイアムとは、チャオプラヤ川の西岸に面した大型モールである。タニヤ通りからはタクシーで15分ほどで行ける。チャオプラヤ川付近にはホテルも数多くあるので、川沿いのホテルに宿泊している場合は、タニヤからの帰りがてらに寄ることができる。
アイコンサイアムの上層階はレストラン街になっている。そうした店を通り過ぎながらさらにエスカレーターで7Fに上がると、このようなゴージャスな雰囲気のなかにスターバックスが現れる。
このスターバックスはタイで最大の広さであり、世界でも2位の規模だそうで座席はなんと350席もある。
スターバックス内が2階建てになっていて、らせん階段をあがって上の階でも過ごせるのだが、名物のバルコニー席があるのだ。チャオプラヤ川を見下ろし、バンコクの都心側を向いているので、ちょうどタニヤのあるシーロムや、バンコクの繁華街サイアム側に向かって立ち並ぶたくさんのビル群を観ることができる。夜になると夜景もきれいだ。
カクテルやおつまみが楽しめる
バーではなくスターバックスなのでお酒の種類はたくさんではないが、ビールや、カクテル数種類がある。「エスプレッソ・マティーニ」とかウィスキーのライム割り、ジントニックなどが、290~500バーツほどだ。ブルスケッタやチーズ・生ハム盛り合わせなどのおつまみもある。
規模は大きいがあくまでもスターバックスなので、普通にコーヒーを飲んでもかまわないし、どの席でくつろいでも料金は変わらない。
22時に閉店してしまうので、タニヤで遅くまで飲んでいたらちょっと厳しいが、前日から長期ペイバーデートをしているときや、早い時間帯にホテルに引き上げるとき、フロアの他のレストランで食事をした後などに手軽に使ってみてはいかがだろうか。
スターバックス・リザーブ・チャオプラヤ・リバーフロント店
場所:アイコンサイアム7階
営業時間:10時~22時 ※アルコール提供は17時以降