
バンコク・タニヤエリアに2022年10月にオープンした24時間営業の飲食店・ショッピング施設が入った「シーロムエッジ」。
オープン当初は、以前の記事でご紹介したとおり、地下1階(B1)と1F(G)の飲食店スペースが先行開業していた。
オープンから数か月経ち、これまで空いていた上層階も色々な店が営業を開始している。
各フロアごとにある主な店や施設についてご紹介する。
シーロムエッジへの行き方
「シーロムエッジ」は、ルンピニ公園やMRTシーロム駅があるサラデーン交差点の角にある。タニヤ通りからシーロム通りへ出て、左(ルンピニ公園側)へ進んだ先にある交差点の手前である。2014年まではロビンソン百貨店シーロム店があった場所だ。
シーロム通り沿いに入口がありスカイウオークからも上の階へ入館できる。タイのビルでよくある構造だが、地面に面した部分をG階といい、その上(2F)を1階とよぶ。G階は、以前紹介したように、いろいろな飲食店が並ぶフロアだ。その下のB1Fとともに、食べ歩きやカフェでの休憩ができる。
1F(実質2階)は、このように洋服や小物を売る店がフロアに配置されている。ゲームセンターもある。
中央には大きな吹き抜けがあって広場になっているので、おそらく将来はタニヤプラザみたいに、この広場にも店ができる予定なのだろう。
2F(実質3階)は、BTS駅から続いてきている高架歩道と接続しており、距離は相当あるがBTSサラデーン駅と“直結”している。
雑貨店やテイクアウト型の小さい飲み物を売る店があるフロアだ。この階にはなんとシャワールームもある。
使用料は40バーツ、このほか貸タオル(40バーツ)、シャンプー(10バーツ)石鹸(7バーツ)もあり、激安でシャワーを浴びることができる。タニヤのカラオケに行く前に、昼間の観光でかいた汗を流すことができる。ホテルへ戻るのが遠い場合は重宝しそうだ。
3F(実質4階)はクリニックフロアである。
歯医者や、美容クリニックなどが並んでいる。
店舗営業フロアはここまである。これより上の階はオフィスフロアとなっている。
タニヤ通りにあるタニヤプラザなどと同じような感じだ。
ただし9Fには「Throwback.bkk」というバーがある。
9Fは室内のフロアの他にオープンテラスもあってルンピニ公園側の景色を見ながらお酒や軽食おつまみが楽しめる。飲み物は様々なカクテルが350~400バーツ、グラスウィスキー各ブランド180~250バーツ、バーボングラス230~290バーツ、シングルモルト300~350バーツ、ワイン各グラス350バーツ、などである。
おつまみの軽食は、ポップコーン盛りが90バーツ、フライドポテト盛りが120バーツ、豚の唐揚げ180バーツ、フィッシュアンドチップ250バーツ、サラダボールが250バーツ、各種パスタが260~320バーツ、といったところだ。バンド演奏などもあり、景色は、超高層にあるスカイバーにはかなわないものの、程よい開放感の中で楽しめる。
これらのフロアの店舗は、すべてではないが深夜、そして24時間営業のところもある。深夜は意外と開いている店が少なかったシーロム・タニヤ周辺だったが、タニヤエリアが”眠らない町”へと脱皮するきっかけになるかもしれない。