
日本からタイのバンコクへ観光に行く旅の準備をするときに、服装について考えることも多いだろう。特にタニヤなどの夜の繁華街へ夜遊びに行くことを考えると、どのような服装が良いのだろうか。
タニヤでの夜遊びに特化して考えた場合の、おすすめの服装や注意点についてまとめてみる。
バンコクの暑さはどのくらい?
まず、タイ・バンコクの気候について説明したい。
バンコクの平均気温は最高が33℃、最低が25℃。3月~5月の暑季の昼には40℃近くになる時間もある。
タニヤはビルが立ち並ぶバンコクの都心部のシーロムエリアにあるので、ヒートアイランド現象なのか、体感は暑く感じる。もし大きなキャリーバッグなどを引っ張って歩いたりすれば、慣れない人はすぐに汗だくになってしまう。
こうしたことを踏まえた通気性のよい服装が原則となる。
日中に動く場合のおすすめの服装
タニヤでは、カラオケの女の子をペイバーした際、交渉次第で、翌日以降も一緒に過ごすことができる。日中は女の子にバンコクの観光案内をしてもらったり、買い物やタイ料理の食べ歩きなどをして過ごすという楽しみ方がある。
日中に外を歩いて日光に当たるとかなり暑い。
陽ざしが強く、直射日光を浴びると肌がじりじりと焼けている感覚がするくらいなので、帽子があるとよいだろう。サングラスや、女性なら日傘や日焼け止めも必要かもしれない。
服装は、下は動きやすくて涼しい、7分丈やハーフパンツもよいだろう。雨季の場合、急に短時間にスコールが降る場合もあるので、丈が短いとズボンが濡れないですむ。
上は、Tシャツや、ポロシャツでもよい。
ただし、ドレスコードのある場所に行く場合は注意しよう。
日中で、服装に気を付けるべき場所は、寺や王宮である。ワットポーやワットアルン、エメラルド寺院など有名な観光スポットの寺があるが、これらの寺や王宮に行こうと考えているなら、肌の露出の多い恰好は服装制限にひっかかり入場できないので気を付けたい。
若い人だとミリタリーもので迷彩柄のパンツなどを着る人もいるかもしれないが、タイの場合は軍人や警官と紛らわしい恰好をすることは禁じられているので避けよう。
夜のカラオケ巡りや外での服装
夜は直射日光がない分、気温は少し下がるがそれでも熱帯夜が多いので、昼と同じように涼しい恰好が望ましい。
タニヤのカラオケ店には特にドレスコードはないので、服装は何でもよい。サンダル履きでも問題はない。
ただ、昼に汗をかいたのなら一旦ホテルへ戻ってシャワーを浴びてからタニヤをまわりたい。ホテルが遠い・時間がないというときは、タニヤ近辺でシャワーを浴びることができる施設を使うというのも方法である。
バンコクでシャワーを深夜早朝に使えるタニヤ・BTS駅近の格安施設
カラオケの店内はエアコンが効いているので暑いということはないと思うが、酒を飲んだり、カラオケを熱唱したり、盛り上がって女の子とダンスをしたりでもすれば、さすがに暑くなる。
女の子を連れ出したペイバー後は、タニヤ通りの居酒屋やバーなどで飲みなおしたり、近くのパッポンナイトマーケットを観光する場合も多いが、それならカラオケと同様、服装は何でもよい。
でも、女の子と一緒にクラブやディスコ、サイアムなどにある高級なレストランやルーフトップバーに行く時は、サンダル履き、ショートパンツ、ジャージ、スポーツウェアだと入場を断られるので注意したい。
タイの女の子受けする格好と避けたい服
タイの女の子も日本と同じで、それぞれの趣味に応じた好みのファッションがあるので、人によって好みの服装は異なる。カジュアルな格好でも問題はない。
でも、清潔感があることが基本であろう。よれよれのTシャツや、汚れていたり汗臭いというのでは嫌われるので気を付けたい。
ほかに避けた方がよいものがある。
まず、中性的な格好は受けがよくないだろう。タイはゲイやニューハーフなどが多いお国柄で、日常的にそうした人たちを身近で見かける環境だ。だから中性的なファッションや男性なのにピンク色などの服を着ていると、そっち系の人だと思われる。
体を鍛えている人で、タンクトップで太い二の腕を出すような格好をしている、というのも完全にゲイの人だと思われる。実際、タニヤ通りから歩いて2、3分ほどのところにある、シーロムソイ4や、パッポン2などにはゲイバーが密集していて、ムキムキの男性たちがたむろしていたりするので、お誘いの声をかけられるかもしれない。
あと、タイについてから露店などで買ったタイパンツ姿もやめた方が良い。
タイパンツ姿で街を歩いている観光客は多いが、地元の人はほぼしない恰好なので、観光客丸出しとなる。日本でいうと、京都か浅草あたりで、新選組のハッピを着て歩いているアメリカ人みたいな印象だ。この姿で街を歩くとぼられやすいのも難点だ。
基本的には日本でおかしくない恰好なら、どんなファッションでもよいので清潔感と暑さ対策には気を付けて頂きたい。