
タイ・バンコクの日本人街のタニヤ通りには、独特の“タニヤ語”がある。知っておけばタニヤ遊びも股間も盛り上がること間違いなし!?
VIP ROOM【びっぷるーむ】(英語)
カラオケ店にある個室のこと。VIP ROOM料金を払えば使うことができる。
<使いかた例>
(カラオケ店に入ってすぐに)
あなた 「ども。今日はVIP ROOMで飲むよ。空いてます?」
チーママ「はい。大丈夫ですよ。どうぞー。」
タニヤ嬢 「めずらしいネー。どしてVIP ROOMですカー?」
あなた 「い、いや、今日はカラオケ歌いまくりたい気分だからさ…」
タニヤ嬢 「ホント~? 私にエッチなことしたいからデショ?(ニヤニヤ)」
あなた (ギクッ!!)
<解説>
タニヤのカラオケ店にはVIP ROOMと呼ばれる個室がある。店の規模によるが小さな店なら1,2部屋、大きい店だと10部屋近くあるところもある。
VIP ROOMは空いていれば、使うことができるので店に入る時に頼めばよい。企画が決まっているなら週末や観光シーズンのときは予約したほうが確実だろう。
利用料金は、だいたい1時間500バーツ~1000バーツ。日本の高級キャバクラなら1万円くらいすることもあるが、タイでは、たった1600円ほどで貸し切り状態のゴージャスな気分で飲むことができてしまうのだ。
たとえば、ゴルフコンペの打上げとか、社員旅行や歓送迎会のような仲間同士だけで飲みたい場合、ビジネスの打ち合わせや接待などで静かなところで話をしたい場合などの使い道に便利である。
店によっては料理があるところもあるのでオーダーして、みんなでテーブルに料理を並べて宴会をすれば、居酒屋などで食事をし直す手間も省ける。
部屋のサイズは4~6名くらいで使う小さな部屋から、店によっては、20人以上は入れる大きな部屋まである。
VIP ROOMのメリットは、静かなことだ。扉を閉めれば他のお客の話し声やカラオケの歌声を気にすることなく、自分たちだけで盛り上がることができる。
個室にはカラオケマシーンが備え付けてあるので、フロアで飲むときのように順番待ちをする必要がないし、店にいる他のお客全員に自分の歌声を聞かれないでカラオケボックスのように独占できるのもうれしい。
別に人数制限はないので、複数人の宴会でなくても、あなた一人(+女の子)で使うことだってできる。周りの目を気にしないでよいので、やりたい放題だ。さすがにわいせつ行為や全裸はまずいが、きわどい、いたずらをして遊んでいたり、女の子のひざに頭を付けて寝っ転がってリラックスしてくつろいでる人もいる。密室だから女の子のガードが緩くなる。みんなでテキーラでテーブルゲームをしていても、罰ゲームを過激な内容にすることだってできるのだ。
もし使ったことがない人は、試してみるとちがった飲み方ができて新しい発見があるかもしれない。